私の中には音楽・リズムがある。

   

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昨日は、シェアハウスに住むメンバーで
家から歩いていけるスーパー銭湯に行ってきました。

その途中、
なんだか賑やかな雰囲気がして近づいてみると
盆踊り&祭りが開催されていました。

そんなに広くはない敷地内に集う
たくさんの人たち。

参加されているみなさんの笑顔と
提灯の灯りが何ともほっこりしていて、

「豊かだね〜」
そんな言葉を交わしていました。

 

子どもの頃の原風景とも言える
地域のお祭り。

こういう体験はいつ振りだろう??

記憶にないくらい時の彼方ですよっ。

会社員を辞めたときから
平日と休日というリズムがなくなり、

もともと四季を愛でるという習慣もないため、
春、夏、秋、冬という
大枠でもリズムもない。

リズムのない人生だな〜と
思いきや、

 

自分の中にリズムは確かにある。

あるんですよ!!

 

書きながら
20代前半に村上春樹氏の
ダンス・ダンス・ダンス

という小説を読んだことを
思い出しました。

その中に
確か書いてあって
気になったのはこんなこと。

***
最初は
鳴っている音楽に合わせて
自分で踊ろうとして踊っているが

そのうちに
むしろ、音楽をリードするほどに
自然と踊っている自分に気がつく。
***

 

もちろん、人は
環境の生き物なので
環境に助けていただいていることは
たっくさんあります。

脆さも弱さもあるし。

でも、
1人1人の中に
その人ならではの音楽・リズムがあるとも思ってます。

 

だから、
環境に引っ張ってもらう、
誰かにひっぱってもらうというキッカケはありながらも、

私から
それらに影響を与えていく、

自分のカラーを、
音楽を、メロディーをのせていくことができる。

 

そうなったとき
昨日、紹介した岡本太郎さんの名言のような
本当の調和が生まれ、

私だけじゃない、
形だけじゃない、
「合作」が生まれるんじゃないかな。

そこまでやってこそ、
生きる・活きるってことでしょうよ!
って思います。

 

私を生きる・活きるっていうのは
考え事の世界だけで生きることではありません。

感情、もっといえば肚、魂、精神の世界と共に
生きること。

でも、
考え事(その多くは不安の対策だったりする)に
忙殺されて、感じる気持ちを忘れてる人も
けっこういると思います。

感情や葛藤。

それらは
自分を理解するための有効なツール。

 

そうだと思い込んでいる、
誰かの言葉を鵜呑みにしただけの
その人の望みを叶える協力がしたいわけではなく、

 
その人が
血が通って、イキイキと輝いていく方向へ
伴走していきたいです。

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