葛藤がひもとけないのは、 根本テーマが隠れているから。

      2017/07/14

 

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胎話セッションを受けてくださった方の中に
こんな方がいました。

 

(ご本人の了承を得て、
ポイントだけ紹介させていただいています)
とある心理学系の
セミナーを受けるか、

 

とある仕事につながる
資格の勉強のコースを受けるか、

 

「どっちがいいんだろう??」
と葛藤されていました。

 

実は、
この2つは
表面的には違う選択肢に見えるかもしれませんが

本質的には
全く同じ選択肢
なのです。

それは、
どちらもインプットするものである、
ということでした。

どちらも学びなのです。

 

ですが、
深く聴いていくと
この方は「自分を表現していく」ことが
大切なタイミングであることが分かりました。

 

すると、
なぜ葛藤が起こっていたのかが
分かります。

 

それは、
このまま、どちらかを学ぶ方に
スムーズにいってしまうと、

自分を表現していくチャンスを
逃してしまうからです。

 

潜在的には、

「もう自分を表現することから逃げたくない」
「恐いけれど、もう自分を生きていきたい」

という想いがあったのですが

再びインプットの環境にいってしまったら
その本願は果たせません。

 

だからこそ、
葛藤を作り出していた。

と言えるでしょう。

 

このように、
葛藤している2つは
一見すると違うことのように思えても、

共通項があり、 

 

その共通項を選ぶか、選ばないか、
の方が 

 

向き合うことで先に進める
真の葛藤だったりする
のです。

 

この方の場合であれば、
先に進むために真に向き合うべき葛藤

「どっちを学ぶか?」

ではなく、

「自分を表現するか、しないか。」

ということだったのです。

 

そして、
ここがハッキリした時点で
すでに「今どうしたいのか?」は
本人がよく知っています。 

 

あとは
それをやるかどうか決めるだけ。

 

とはいえ、
本人では葛藤そのものを客観的に捉えることが
難しかったり、問題となっている構造を
発見するのが難しいです。

 

だからこそ、
人は人を頼ることができるし、
人と繋がる喜びを感じることができると感じていますっ。

 

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