リトリートで出会えるのは、相手の本当の姿

   

出会うとは、
出て会うこと。

 

どこから出るかというと
自分の思考や妄想から。

今ここに5感を開いて
5感で相手を感じること。
 

それが
本当に出会うということ。

 

自己紹介というと
肩書きや経歴を話すことが
多いけれど、

そのいずれもが
その人の本当の姿を表現しているかどうかは
分からない。

いや、
むしろ表されていない部分の方が
圧倒的に多い。
 

たくさんの言葉を
重ねて知ったその人と、

圧倒的な大自然の中で
5感をかっぴらいて、

共に感動したり、驚いたり、笑ったり
することを通じて

うまく説明はできないけれど
確かに何かを
感じあえたその人と、

どっちの方が
その人と出会ったと言えるんだろう。
 

私は
後者だと思っている。

 

感覚が先。
 
言語化は後。
 

それが本当の順番なのだけど、
私たちは言語化しなきゃという枠の中に
閉じ込められているかもしれない。
 
 

言語化できるかどうか
というフレームで世界を見て

90%以上の
感じることしかできない豊かな世界を
見過ごしているかもしれない。
 

とはいえ、
まだまだその人のことを
分かったとはいえない。

関係はまだ始まったばかり。

大切なのは
これからも対話したり、
関わり続けていくこと。
 

でも、
確かなのは

もしかしたら本人さえ
十数年振りにであった、

いや、初めて出会った
自分自身を

一瞬でも、
少しの時間でも
共有できたということ。
 

その感触があれば
私たちはいつでもそのように出会うことができる。

そして、
私たちは

互いに
本当の本当の私を表現し、
充実と豊かさの人生を歩む

協力し合うパートナーになれる。

 

リトリートに参加していただいた方の
その人それぞれの感動の形、そのときの表情を
私は覚えています。

またお会いできるのが楽しみ。

 

いつでも
どこにいても、

「絶対幸福はこれなんだ!」
 
「私にとっての幸せはこれなんだ! 」

それを大事にしていきたいし、
大事にして欲しいのです。

 

 - カミギン島, 活動報告