「そんなはずはない!」という言葉と人間関係をこじらせる、囚われの世界は仲良し。

   

img_4769
 

先日、何年ぶりか思い出せないくらい
久しぶりに硬式テニスをしたときのお話です。

テニスをしていて、
ストローク、サーブ、ボレーなどなど
さまざまなシーンで、

「そんなはずはない。」

そんなフレーズが
浮かんだとき、

「いかんいかん!」

そう自分に
言っていました。

そんなはずはない
という言葉は、

現実を受け入れていない言葉なんです。

 

だって、
そんなはずがない、

はずがないんです。笑

ミスしてるんだから。

 
でも、
頭の中では、
それを認めたくないから、

「そんなはずはない」
と言っちゃってるんです。
 

あーぁ。

だから、
私は「そうである。」「そうである。」
と自分に言い聞かせていました。
 

そうしないと、
現実ではなく、
妄想の世界に入っていってしまうからです。

 

私たちが人間関係に対して、
仕事に対して、

無意識に持っている思い込み、
偏見は、

現実・事実を受け入れないことで
どんどん強化されていきます。
 

現実を受け入れていないことを
指し示す言葉。

それが、
「そんなはずはない」
です。

そんなはずはない、
でも、実際に起こったからそうなんだ。

と思えると、
現実を生きているということ。
 

そんなはずはない。
だって、、、、、、

と思考の世界に入っていくと、
妄想、思い込みの世界に生きているということ。
 

自分の主観の世界に入ったまま、
色んなことを見ていくので
仕事も人間関係もこじれてしまうんです。

 

仕事で成長しないのは事実をみないから。
人間関係がこじれるのは、相手の事実をみないから。
それよりも自分の主観を信じたいから。

 

だから、
大切なことは
事実に還るということ。
 

そのために、
起こった出来事に対して、

一度、
「そうなんだね。」
って受け入れることが大事。
 

「そうなんだね」
をした上で、湧いてくる「こうしたい!」と

 
「そんなはずはない」
という世界観の中で描いている「こうしたい」は
意味やエネルギーが全く違ってくるなぁって思ってます。

 - 心・マインド