どうやって、これが私だ!と感じるライフ、ワークスタイルを発見したのか?〜その6〜

      2018/03/05

11863410_10206186478094842_2632206360647496797_n

これまでの記事はコチラから。

その1
その2
その3
その4
その5

***

暗黒時代の小中学校を経て、
晴れ間が見えてきた高校時代。

そして、その後、
福島の大学に進み、

誘われたご縁から
自治会活動をすることになります。
学部全体の
バレーボール大会を主催したり、

高校生向けの
オープンキャンパスを自分たちで企画し、
400人近くの高校生の前で司会をやったり、

新入生を歓迎するコンパや合宿の
企画・運営をやったり

それまでやっていなかったことに
次々とチャレンジすることができました。

特に
新入生を歓迎するプロジェクトは
男女合計26名で約半年に渡って準備し、
コンパや合宿プログラムを企画するというものでした。

直前には追い込みのため毎日のように
朝から晩まで顔を合わせます。

そのプロセスでは、
目的のために衝突することもありました。

そのため、
とても濃い関わり方をすることになり、
メンバーとはその後の大学生活において

常に行動を共にする家族ような繋がりになっていきました。

こうして、
継続的に深く、濃く関わるという体験をすることを通じて、
だんだんと過去の傷も癒されていった
と思います。

当時SNSと言えばmixiでしたが
「人によって傷ついたが、人によって癒された」
というような日記を投稿したことを覚えています。
(今思うとそもそも傲慢な表現ですが 汗)

そして、
対人関係におけるクセ、不器用さがさらに和らぎ、
ナチュラルになっていったのは
社会人になってから繋がったコミュニティのお陰
でした。

実はそれが
以前の記事にもアップした
メンターである惣士郎さんが立ち上げたコミュニティだったのです。

私は就職を機に
地元である宮城県仙台市を出て
東京に来ました。

当時、
東北を教育で元気にしたいという夢がありました。

その夢を
語り合ったりする仲間を求めて、
土日も交流会に参加していました。

そこで、
紹介を通じて出会ったのが
惣士郎さんとドリームワークカレッジ
というスクールコミュニティの仲間たちでした。

その後、
スクールに通ったり、
休みの日にあったりすることで
仲良くなっていきました。

自分の中では
会社の中には見つけることができなかった
同じ価値観で話せる仲間を得た

という感覚がありました。

とはいえ対人関係では
まだまだひどい課題がありました。

1つエピソードをご紹介すると
会社で就業時間中、法人営業だった私は
お客さまへ手紙を書いていました。

隣にいた先輩がその様子を見て、
手紙をもっときれいに書いた方がいいと
フィードバックしてくれたのです。

しかし、
あろうことか私はそれを批判されたと感じて、
「じゃぁ、どう書けばいいんですか!?」
声を荒げる始末。。。

とんでもないやつですよね。。。
ホントごめんなさい。。。

フィードバックされること自体も
批判に捉えてしまうほどだったのです。

その後、
私は会社を辞め、
起業家育成スクールの立ち上げに向けて動き始めました。

7793
(当時立ち上げにコアで動いていたメンバー。2016年撮影)

そのときに
惣士郎さん、
ピース小堀さん
(可能性無限講演家として今や全国で引っ張りだこ)
といった人生のロールモデルだと思える方との関わり

そして、
人生で初めてルームシェアをして
人と深く関わり続ける経験をしたこと。

これらの経験がとても大きかったように思います。

惣士郎さんの関わるコミュニティでは、
コミュニケーションを大事にすることが土台にあります。

相手の話をよく聴くこと。
言っていることではなく、言わんとしていることを聴くこと。

心のど真ん中で感じていることを伝える、
本音を出すということ。


また、「今、ここ、私」という

今でいうマインドフルネスのような概念
教えてもらっていました。

そういった前提のもと共同生活していく中で、

信頼できる気の置けない仲間から
ずっと言われていても耳をそむけていた直言、

本当は批判じゃないけど、
批判に捉えてしまっていたことを
言ってもらう機会も増えてきました。

それはそうですよね。

別々の人間が一緒に暮らす上で
摩擦が生まれないわけがありません。

今までは摩擦が生まれても、
自分の好きなように丸め込んでいたり、
聞く耳をもてませんでした。

「あなたにオレの何が分かるの?」
って、勝手に判断して。

でも、
そのときの経験ではそうはいきませんでした。

プロジェクトも一緒にしていたし、
一緒に住みたくて暮らしていたので、
いい意味で逃げ場がなかったからです 笑

今では直言してくれた仲間に
とっても感謝しています。
コミュニケーション上の数々の現行犯逮捕のおかげで 笑

無意識に上下関係・争いを生んでいた
自分の殻・パターンが破れ、

自分の力みがどんどん抜けていき、
ナチュラルになっていったと感じているからです。

そのほかにも、
2015年に至るまでに出会った方たちとの
密度の濃い関わり方のおかげで

対人関係の力み、反応は和らぎ、
どんどんナチュラルになっていきました。

とはいえ、
前回の記事で紹介したような
秘密主義、孤立だと思い込むクセ
まだまだ根深く残っていました。

しかし、
カミギン島での出来事は
そんな根深かったものを根本治療するような
ものとなりました。

きっと、
そういうタイミングだったのでしょう。

私がカミギン島での90日間プログラムが
すごい!と感じるのは

全員がそれぞれのタイミングで
最も相応しい出来事が起こるということ。

そして、

その出来事は人生で掛け替えのないレッスンであり、

それを通じて、

その人は
その前よりももっともっと
本当の本当の本当の私らしさが発揮されるようになる、
ということです。

私の場合は一緒に参加していた
ある人との人間関係ですごくショックな出来事が起こりました。

続く

 

 - 人生の転換期の方へ