女性は、自分に還ることで夢・目標・ビジョンが見つかりやすくなる

      2016/07/04

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「本当の自分の物語を始める」
をテーマにした女性向けの会でファシリテーターをしたときのことです。

20代半ばから30代の女性が集まり、
対話をベースに進んでいったのですが、
色んな気づきがありました。

正直、まだまだ言語化できていないことだらけで
もどかしさがあるんですが、

言葉にしてみようと試みてますっ笑

 

まず、
目標発掘タイプの方(※)は、自分に還ることで
目標や方向性や夢が浮かび上がってくる。

※目標発掘がどんなものなのかはコチラに書いています。

自分に還るって
まとめちゃったんですが、
これは言い換えれば「自分を感じにいくこと」
だったり、「5感を開くこと」
です。

 

目標や夢
あるいは、○年後となると、
遠くにあるもの、分離したものに思えて
出てこない人でも、

「今・ここ・わたし」
に意識を向けることで
そこには例えば、違和感があったり、
自分なりに感じていることがある。

その「感」をヒントに対話をしていくと
自然と輪郭が浮かび上がってくる。

 

これは、
何となく毛糸のマフラーとかを
編むことに近いのかも?と思いました。

感じていることは
とっても漠然としていて
それ単体では意味不明かもしれない。

理屈で捉えることはできないかもしれない。

 

ですが、
それは糸が一本だけあっても、
それがマフラーにはならないようなもので

何本も何本も
「感じていること」という糸を
アウトプットすることで、

そして
そのアウトプットを適切に扱うことで

だんだん毛糸がマフラーになっていくように、
糸が編み込まれていくように、

感じていることが
編み込まれて想いが見えてきたり、

だんだん形が浮かび上がってきて、
「そういうことね!」という発見・発掘が
できていく。

そういう風になっているのかもしれないと
思いました。

 

とはいえ、
これがうまく機能しない
条件もあるなぁと思います。

それは、
・安心できていない
・すべきが強く働いている

というような条件です。

これらの条件下では、
そもそも「感じていることを自由に出せない」
ので、発掘・発見が始まりません。

 

書きながら
「これは当たり前だよなぁ」と
思ってしまうのですが、

血が通った人生、
イキイキとした人生、

血が通った事業・商品
イキイキと取り組みたくなる事業・商品、

というのは、感性から始まるものなので
そもそも感性が閉じた状態、
あるいは発揮できない環境においては

イキイキを実現していくことは
難しいということです。

 

だからこそ
私が大切だと思うことは
「何か〜」という答えの見えない感覚を遠慮なく話せる相手だったり、
場があること。

個人にしても、
組織にしても感性の発揮、
創造性の発揮が促進されるためには
「何か何か」が許容されることが不可欠だと思っています。

 

そして、
「何か、何か」は、
自らの5感を感じることから湧き上がるものなので
「感じていること」を感じてアウトプットできることが大切ですし、

 

そもそも「感じていることを感じる」ために
左脳優位になっている状態から
5感を開いて、磨くことが大切なんだなぁって思います。

 

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