ご縁の本当の広げ方

      2017/05/09

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繋がりは、絞るから深まって
そこから広がる。

私は2007年に仙台から
就職を機に上京してきたのですが、
知り合いは就活をきっかけにできた程度で
ほとんどいませんでした。

就活で夢を見つけた私は、
その夢を叶えるために社外にも繋がりを
求めていました。

最初の頃は、
休日に色んな交流会・セミナー・イベント
などにいって
つながりを増やそうとしていました。

たくさんの人に
出会ったのですが、

出会いの質が一気に変化したのは

(1)自分の感性に合うコミュニティに絞って関わりはじめたこと
(2)受ける側から、提供する側に変わった

ときからでした。

具体的な例で言うと、
私は友人の紹介を通じて知った、講演家の惣士郎さんと出会い、
当時彼がやっていたドリームワークカレッジ(通称ドリカレ)
という起業家育成スクールに通い始めました。

その後、惣士郎さんや仲間たちがやっている
ドリカレも含むゆかい村というコミュニティによく顔を出すようになり、
参加するのも、ドリカレやゆかい村関連のものに絞っていきました。

その後、
関わっていく中でスタッフ側として関わるようになりました。

さらに関わり続けていく中で
会社をやめ、プロジェクトを一緒にやることになりました。

ここが特に大きな転機だったと感じています。

そして、
上の写真に写っているメンバーである
ピース小堀さん、高井ちゃんと一緒に
ドリカレを新しく立ち上げることになり、
同じ方向を向いてガッツリ動きました。


一緒にプロジェクトに取り組むからこそ、

長所も短所も見せ合って人間関係が深まりました。

そして、
深まった人間関係の感覚があるからこそ、
新しく出会う人とも、
そのレベルまで深まることができるなぁって思います。

惣士郎さんやピースさんたちと
がっつり一緒に活動したのは約1年半でした。

最後の方は私自身、
うまく動くことができず葛藤をしていたのですが

環境を思いっきり変える機会として、惣士郎さんは
3ヶ月間のハワイ島滞在を提案してくれました。

この滞在は、
ピースさんも2ヶ月間、一緒に過ごしていたのですが
私にとってとても大きな経験になりましたし、

惣士郎さんたちとの活動とは
別の道へ進む契機にもなりました。

日本への帰国後、
大学時代の後輩が経営するゲストハウスで住み込みで働きながら
次の道を模索していた私ですが、
ある起業家の方へ連絡することにしました。

それは、
楽読という、楽しく速く楽に読める速読メソッドを開発された
平井ナナエさんという起業家の女性でした。

11888117_1036390386371038_4015172363106323443_n(右端の方がナナエさんです。真ん中は、ハワイ島でお世話になった小田まゆみさんというアーティストの方です。)
実は、
このナナエさんと出会ったきっかけは
惣士郎さん・ピースさんと共に活動していたドリカレだったのです。

当時のドリカレは、
東京の外苑前にあるセミナールームでやっていました。

その1室をオフィステナントとして借りていたのですが、
その隣に入ったのがナナエさんの会社だったのです。

ナナエさんとは隣だったということもあり、
ご挨拶も兼ねてお話ししましょうといって話しました。

すると、初対面ながらなんと8時間近く
一緒にいて話が盛り上がったのです。

すごく不思議な感覚でした。

これは2010年の春頃の出来事でしたが、
ナナエさんとは今でも親しくさせていただいていますし、
楽読のプロジェクトもいくつか支援させていただきました。
(現在進行中のものもあります。)

 

なぜ、
ナナエさんとこんな素晴らしいご縁を育むことができたのか。

これはまさに
惣士郎さん、ピースさんたちと深く関わる経験があったからだと
思っています。
 
サービスの受け手ではなく、提供する側に立って
関わらないと経験できない関わり。
 
そこで真摯に向き合って、取り組んだからこそ
人間関係のステージが変わった。
 
だからこそ、ナナエさんと出会えたときに
深く結びつくことができたのかなと思っています。

 
また、惣士郎さん、ピースさんと関わっているときに
身につけたスキルがあるからこそスムーズにナナエさんと仕事をすることが
できたのだとも思っています。

 

そして
もう1つご縁の広げ方において
大切だと感じることについてご紹介します。

もし、
外へ外へ
と動いていても、
 
何か変わらない。

同じことが繰り返されてる気がする。
 

そんなときは
すでにご縁あるどなたかの中にヒントがあるということです。

希望という名の逃避で求める出会い・場は
ますます本質から遠ざかる結果を生む
感じています。

今、
真に向き合うべき人と向き合うこと。
 
それが
結果的に広がりへと繋がっている。

そんな風に
思うのですっ。

私自身、20代はメインで関わらせていただく方が
変わっていきました。

最初は、惣士郎さん・ピースさん。

その次は、ナナエさん。

その後も、
何名かいます。

いずれも素晴らしい方々なので
別の機会にでもご紹介したいと思います。

いずれの関係にしても
自然と次の流れになるまでは
関わり続けていました。
 
当時は流れを自覚していたわけではありませんし、
気づいていたわけでもありません。

ですが、
とにかく関わろうとし続け、
それでも新しい方向性にいくことになったら
そのときはそう決断してきました。

関わりから逃げなかった。

だからこそ、ステージが変わり、
次のご縁が自然と現れてくれた。

そんな風に感じています。

 

最後にもう一度まとめると、

出会いの質を変えるためには、

(1)自分の感性に合うコミュニティに絞って関わりはじめること
(2)受ける側から、提供する側に変わること

そして、もう1つ大切なことは
今真に向き合うべき誰かに集中することが
結果として広がりに繋がっているということ。

です。

参考になれば嬉しいです。

 - 人間関係・パートナーシップ