私たちは何か交換するものがあるから出会っているんだ。
なぜめぐり逢うのかを
私たちは なにも知らない
いつめぐり逢うのかも
私たちは いつも知らない
中島みゆきさんの「糸」という歌が
とても好きなのですが、
リトリートプログラムに
ご参加いただいている方々同士、
そして、私たちとの関係性においても
ご縁あるからこそ
今この場所で出会っている。
そう感じずにはいられない時を
たくさん過ごしています。
ある方が長い間抱えていたテーマを話されると、
それが自然とその場にいた
誰かの心をひも解いていくことに繋がっている。
また、ある方の本音の振動が
誰かを揺さぶり、久方ぶりの思い出を呼び覚ます。
そうして、
共振、共鳴しあいながら、
対話を重ねていくことで
心のクセを話す(離す)ことができたり、
忘れていた歓びを思い出すことができる。
私は産婆的コーチとして、
1人1人に寄り添い、
その方が本当の本当の私を表し、
生きることができるように
サポートしてきましたが、
今、目撃しているのは
産場です。
産まれる場。
それは
決して私1人がつくっている
ということではなく、
共に過ごす仲間、
メンターの惣士郎さんが、
そして、
カミギン島の大自然が、人々が、
魚たちが、動物たちが、
月が、太陽が、雨が・・・
産場が形づくられ、
提供者と参加者という枠もなく、
私たちとして
相互に支援し合っていく。
そして、
1人1人の中に
生命エネルギーが満ちあふれていく。
そして、
その先には個性の表現が待っている。
そんな場づくりを
体験できていることにとても
歓びを感じています。