停滞感を感じている女性は目標設定ではなく、目標発掘してみよう

      2016/07/04

 

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私自身、
女性のサポートをする際には
まず感じること、観察を大事にしています。

 

なぜかというと、
女性が停滞感を感じている場合、

たいていの場合、その突破のカギは、
「考えられること」にはないからです。

 

以前、
個人の女性向けにワークショップをしたことがありました。

そのときに、

「目標は何ですか?」

「夢は何ですか?」

ということを聞いたのですが、

場がシーンとなったのです。

 

 

振り返って思ったのは、

夢や目標という言葉を聴いて
「正しいことを言わなきゃ」と思い、言葉が出てこなかったり

 

そもそも夢や目標が自分と外側にあるもので、
遠くにあるもので、分離したものと感じられて、
うまくイメージできない。

というのがあったように
と思います。

 

その後で、

「今、人生でどんなタイミングだと感じますか?」
という質問をしてみました。

 

この質問を投げかけてみたら、

 

みなさんそれぞれが
感じていることを話し始めたのです。

 

ある人は、
「芽が出るときかも」だったり、

ある人は、
「壁を超えるとき」だったり、

またある人は、
「前進していくとき」

という風に、表現は様々でしたが
各々の現在地について話してくれました。

 

そして、
それぞれに対して、
「芽が出たらどうなりますか?」
「壁の向うはどうなっていますか?」

というようなことを問いかけてみました。

 

そうすると、
また話してくれました。

そして1人1人の向いたい方向性が
浮かび上がってきたんです。

 

このときに
自分は探検家みたいだと思いました。

例えて言うなら、1人1人の中にある目標
(ここで言えば、方向性まででですが)
を発掘していったようなものだったからです。

 

そして、

■目標を設定する(これは遠くにあって、自分自身と分離しているイメージ)

のではなく、

■目標を発掘する(内側から発見し、自分との一致感が感じられるイメージ)

アプローチの方が<効果的な人がいるということに気づきました。

私自身もそういうタイプだと思います。

 

そして、
発掘するための鍵となるのは、
「感じること」だと学びました。

 

大切なことは
考えるのではなく、
「自分を感じにいくこと」
「今自分が何を感じているのか?」を感じようとすることで、
それぞれの停滞感を突破できたと感じています。

 

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