都会の中で自分の本音に出会うための効果的な方法とは?
2020/02/10
よく晴れたある日の昼頃、
街から離れたところにある
公園に行きました。
その公園は
周辺に建物がほとんどなく
緑が生い茂っています。
また、
規模もとても大きく
人が全くいないエリアもあります。
そのエリアに
両脇から木が生い茂っている道があり、
その道に一定の間隔でベンチが置かれていました。
そこに、
座りました。
「ふーーーーーー」
息を吐きました。
そのまま深呼吸。
そして、
できる限り、
音を聴いたり、
緑を見たり、
身体の感覚を感じることに集中します。
鳥のさえずりが聴こえる。
緑の色鮮やかさが見える。
暑さを感じる。
公園にきたばかりのときには
何となくざわざわ、ソワソワしていた感覚も
すっかり落ち着いていきました。
余計な思考もなくなりました。
ただ、そこに居るだけ。
ただ、感じているだけ。
そんな感覚になったときに
自分に問いかけてみました。
「本当はどうしたい?」
都会の中で
色んな情報にさらされている中では
色んな声が聴こえていたのですが、
この環境の中では
シンプルに
「○○したい」
1つの
強いメッセージ
が湧き上がってきました。
私が私の本音を聴いてあげることが
できた。
そんな体験でした。
これは私の実際の休日の1コマです。
新入社員時代の私は
特にそうだったのですが、
毎日何かに追われていました。
仕事がうまくいってなかったということもあり、
休日も心が休まるヒマなく、
考え事をしていました。
もっとも、
仕事を始めたばかりの頃は
仕事の全体像が分かるわけではなく、
できることも少ないため、
必死でやるしかありません。
立ち止まるよりも、
とにかくやってみる。
そんなことが大事なタイミングは
ありますね。
ですが、
そういったチャレンジを続けていった後で
本当は立ち止まった方がいいタイミングなのに、
いつのまにか、継続していることをそのまま続けることが
大事だと思いすぎている
場合があります。
しかし、
私自身がそうだったから分かるのですが
そう過ごしている日常の中で
自分を見つめ直すのは難しいです。
なぜならば、
その日常の中には
考え事や、すべきことだと思っていることが
満ちあふれているから。
色んな情報で満ちあふれているから。
そんな中で
自分の本音に出会いたいと思っても、
難しいのです。
だからこそ、
やってみてもできなくて、
落ち込むのは勿体ないです。
できないのは、
「環境のせい」
かもしれないから。
自分の本音に出会うには
それに相応しい環境があります。
その1つが
自然の中。
自然の中にいると
人の意識は自然と内から外へ向きます。
意識が内から外へ向くと、
余計な思考などがおさまっていきます。
瞑想のようなものですね。
この時にあえて、
見ること、聴くこと、感じることを
強く意識すると、
さらに内面がスッキリします。
自然の中にいってすぐに
考え事をするのではなく、
しばらく「ただ居る」をすること。
そうすることで
街中での私ではなく、
自然の中にいる私と
チューニングが合っていきます。
そうすることで
頑張って出そう出そうとせずとも、
本音が自然と湧き上がってくる。
これが
環境の力なんです。
ぜひ自力だけではなく、
他力を、環境の力を活用してみてください。
何かしたいことがあれば
それがうまくできる、しやすい環境がありますから。
自分を責めるのではなく、
環境を見直してみる。
オススメです。