どうやって、これが私だ!と感じるライフ、ワークスタイルを発見したのか?〜その3〜
2018/03/05
これまでの記事はコチラから。
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惣士郎さんの話しを受けて
フィリピンに行く!と決めたのはよかったのですが、
実際に行くまでの間で色んなことがありました。
その中でも
代表的なことを2つご紹介します。
まず1つ目、
それは、
「それまでの仕事の
中心においていた役割を続けられなくなる。」
ということでした。
私はそれまで、
セミナー講師やコンサルタントの方の
私塾・スクールなどの立ち上げ、事務局、顧客サポート、
情報発信を中心といった役割で力を発揮してきました。
評価もいただいていたので
有り難いことに
口コミ紹介でお客さまが来ていたのです。
しかし、
カミギンに行くことを決めてから、
とある案件で問題が起こりました。
顧客サポートにおいて
同じミスを連発してしまったのです。
クライアントから指摘を受けても
なぜか、また同じミスをしてしまう。
2回、3回と続いて
完全に悪循環になってしまいました。
どんどん萎縮してしまう私がいました。
極めつけは
とあるセミナー会場を予約したときのこと。
準備万端で臨んだ当日。
何と!会場が開いていないのです。。。
いや、
開いていないどころか半年近く前から
クローズしている表記が。
「!?」
実は、
その最寄り駅には道路を挟んで2つ会場があり、
そのうちの1つがクローズしていて、
本当はもう1つの会場を使用することに
なっていたそうです。
しかし
予約時から何度も
クローズしていた会場の方の住所で
やりとりしていたし、
相手からも何の訂正もありませんでした。
だからこそ
気がつけなかったのです。。。
また、
そのときの対応もひどかった。。
お詫びもなく、
「そちらではないですね」
の一言で終わりました。。。
本当は文句を言いたかったのですが、
参加者が来るまで時間がなかったため、
ひたすら個別にメールをしていきました。
また、
友人にも急遽協力要請をして
会場セッティングをやっておいてもらい、
私自身は
クローズしていた会場の入り口に待機し、
こちらに来た方々にお詫びと会場の情報を伝えていました。
最寄り駅が同じだったことが不幸中の幸いで、
移動時間のロスもほとんどなく、
事無きを得ることができました。。。
私の度重なるミスに半ば呆れていたクライアントも
さすがにこれには「運がなかったね。」
と同情してくれるほどでした。
このミスの一連の流れの中で
私が感じていたことがありました。
それは、
「私はこの仕事(役割)向いてないのかも・・・」
と本気で思わざるをえない感覚でした。
それまで評価されてきて、
自分でも得意だと思ってきた役割、仕事。
言い換えれば、
自分の強み。成功パターンに対する
確信がもろくも崩れさった出来事でした。
しかし、
この出来事は
「これが私だ!」と実感できるようになるまでに
必要な破壊のプロセスだった
ということが今なら分かります。
習慣の力は強力です。
いくら「これが自分のど真ん中ではない」
と感じていても
続けてきたことや、強みだと信じていることは
電車のレールのように私たちをこれまでと同じ方向へ運び続けます。
だからこそ、
目の前に大きな問題、
という岩が置かれたのだと思っています。
そうなると、
脱線せざるをえないから。
今思うと
この問題が起こらなければ、
この仕事上の役割を
「根本的に手放そう」
という気にはならなかったでしょう。
そして、
その後に人生の重要な選択をする際に
この役割を担う可能性を残したままでは
セーフティネットとして仕事を受けてしまい、
振り切った選択ができなかったでしょう。
※振り切った選択ができることの価値について
「空中ブランコの法則」という記事で詳しく書いています。
そして、
振り切った選択ができなければ
中心をゴロっと変えることができず、
いまだに「うまくできること」だけをメインに
活動していたかもしれません。。。
あぁ、恐ろしい。。。
そういう意味で、
ミスし続けた体験に対して、当時は最悪の気分でしたが、
今は感謝しています。
<続く>